果物本来の価値を測る
光センサー選果機

非破壊による傷みの少ない選別が可能な光センサー型選果機は、消費者が口にする内部の状況=美味しさを測れることで、近年注目を集めています。果物の本当の価値を測り、丹精込めた果物をより高単価で売りませんか?

扱う果物に適した
光センサー選果機を
すぐ調べる

果物の本来の価値を⾒極める
「光センサー」型選果機の魅力

1:非破壊で検査可能

よくあるドラム式選果機では、選果の際に果物同士がぶつかることで、傷みが出て、ランクが下がってしまうリスクがありました。これに対し、光センサー式では、選果機のコンベアに商品をのせて光を当てるだけで、スピーディーかつ高精度な選別が可能に。柔らかく繊細な果物にも使いやすい設計になっています。

2:細かな内部品質検査で、
果物をより⾼く売る

果物の大きさや重量に加えて、商品の価値を左右するのが、甘みや味わいといった果物内部の品質です。機能の幅は機械によっても異なりますが、「糖度」「酸度」「熟度」「内部障害」「大きさ」「色・外観」の6項目などを検査可能。市場に向け、自社の商品価値をしっかりとアピールできるのはもちろん、見た目では分からない果物の状態を把握することで、栽培技術の向上にも役立ちます。

糖度

糖度

光センサーを当てることで、果物内部の甘みを検査し、糖度を数値化できます。甘みのある果物はやはり人気が高く、品質改良を図る際に糖度は欠かせません。スーパーでの糖度表記も増えているため、自社のブランド力アップに大きく貢献してくれます。

酸度

酸度

果物の酸っぱさも、光センサーによって数値化できます。糖度と酸味のバランスを把握することで、口にしたときに、最もおいしいと感じる味を追求可能。おいしさを“見える化”し、他社との差別化が叶います。

熟度

熟度

食べごろかどうかを判断できる熟度も、光センサーによって検査可能です。栽培方法や品質にこだわった果物を、調度良いタイミングで出荷できるのが大きなメリット。検査結果を見ながら、熟していない果物はしばらく貯蔵庫で保存することで、バランスの良い状態で消費者の手元へ届けられます。

内部障害

内部障害

中身が腐っていないか、実がスカスカ状態になっていないか、蜜量が正常値以上あるか、といった、内部の状態も検査できます。高品質な商品の中に、一つでも不良品が混じってしまうと、クレームの対象になるほか、出荷元である農園にも悪い印象を与えかねません。内部障害の測定により一定以上の水準を常にキープでき、信頼獲得につながります。

⼤きさ

⼤きさ

値付けの際の主な判断基準となる大きさも、光センサー型選果機で検査できます。多くの場合はオプションのカメラを搭載し、一瞬で効率的に計測。非破壊検査の良さは残しながら検査でき、大量の選別が必要な際も、商品の鮮度を損なうことなく出荷に回せます。

⾊‧外観

⾊‧外観

色味はどうか、外観に異常はないか、といった「見た目」の検査もオプション的にカメラ機能を追加すれば測定可能です。人間の目では見落としてしまいがちな小さな傷なども検出し、高精度な品質チェックが叶います。糖度や熟度を測定することでカバーできる部分も多いですが、内部と見た目を同時に確認できれば、より安心でしょう。

まとめ

今や、選果機は単に果物の選別だけでなく、商品価値を高めるための重要なツールになりつつあります。「一定の品質水準をキープしたい」「もっと高い単価で果物を売りたい」「商品に付加価値をつけてブランド化したい」といった思いで導入するなら、光センサー型の選果機がおすすめです。必要な機能や機械サイズを比較しながら、育てている果物に適した選果機を見つけましょう。

光センサー選果機を扱う
9メーカー(11商品)を
詳しくCHECK

省スペースで熟度や内部障害まで見れる

三井金属計測機工

三井金属計測機引用元HP:三井金属計測機工
https://www.landingpage-synergy.com/BJ5uYLLb/

三井金属計測機工の
取り扱い選果機

SMART-SORTER

引用元:YouTube/三井金属計測機工
(https://www.youtube.com/watch?v=b9uAohyhnYo)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ 4m~5m
1時間で選果できる
果物の量
1.8t
選果対象 みかん・トマト/ミニトマト

糖度や酸度に加え、熟度や内部障害、オプション機能により大きさや外観もスピーディーに検知できるハイスペック選果機です。自動供給機能を備えており、供給口に果物を入れ込むだけで自動的に選別可能。選別したい糖度や大きさの規格を設定し、1度に4パターンの種類へ分けられます。

追加オプションになりますが、光を照射して蒸散抑制やカビ発生抑制できる鮮度保持装置も搭載可能です。

QSCOPE-SELECTOR

引用元:三井金属計測機工
(https://www.mitsui-kinzoku.co.jp/group/mkit/business/seika_selector.html#contmain-full)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ 4m~6m
1時間で選果できる
果物の量
1.08t
選果対象 みかん・りんご・梨・柿・桃・キウイ・マンゴー・トマト/ミニトマト

コンベア部分がトレーになっており、一つひとつの果物をやさしく搬送。排出口にもクッション性の高い素材が使用されており、SMART-SORTERに比べて桃やキウイなどの繊細な果物も選別可能になっています。

コンベア部分は選別数に合わせて伸縮可能。糖度や大きさを設定することで、等級・階級別に5~7種類に選果できます。家庭用電源から電力をとれるため、3畳ほどのスペースがあれば導入可能。面倒な手間が少なく、小規模農園の方でも利用しやすくなっています。

三井金属計測機工の特徴

光センサー選果機の
パイオニア的存在

三井金属計測機工の前身である三井金属鉱業は、光センサーによる非破壊選果機の生みの親。1987年に日本初となる桃の選果機を開発し、光センサー選果機業界を牽引しています。

従来の糖度測定に加え、内部の腐り・空洞・褐変の検査まで項目を拡大。今後さらに選果できる果物の種類を増やし、省力化・メンテナンスフリー化を進める製品づくりに取り組んでいます。

※参照元:文化財Mなび http://103.route11.jp/?ms=2&mc=73&mi=778

三井金属計測機工の基本情報

所在地 愛知県小牧市小木東2-88
営業時間 記載なし
拠点 本社(愛知県小牧市)、九州事業所、東北事務所、中国・四国事務所、長野事務所、大阪事務所、中部事務所、九州事務所

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大手メーカー発、
高機能でオールマイティな一台

ヤンマー

ヤンマー引用元HP:ヤンマー
https://www.yanmar.com/jp/

ヤンマーの取り扱い選果機

ひかり庵

引用元:ヤンマー
(https://www.yanmar.com/jp/agri/products/vegetable/fruit_grader/hikarian/)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ 4m~6m
1時間で選果できる
果物の量
1.08t
選果対象 りんご・梨・桃・トマト/ミニトマト

透過型光センサー搭載の連続選果機「ひかり庵」は、糖度・熟度といった内部情報を高精度に検出し、水果や褐変などの内部障害も計測。オプションのカメラ式計測装置は、大きさや果実色による選別も可能です。

搬送コンベアの速さを低速・中速・高速から選べ、最大処理能力は10,800個/時。動力源は100V と家庭用電源でOKのため、作業環境を選ばないのもポイントです。

ヤンマーの特徴

農業機器からICTまで、
信頼の大手メーカー

言わずと知れた、農業機械の大手製造・販売メーカー。優れた性能のトラクターから、新しいICTシステムまで、テクノロジーの力で農業の高収益化や効率化をサポートしてくれます。農機具を導入する際のコスト面のフォローも注力。初めて機器を導入する方の強い味方となってくれます。

ヤンマーの基本情報

所在地 大阪府大阪市北区茶屋町1-32
営業時間 記載なし
拠点 本社(大阪府大阪市)、東京支社

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近赤外線の高い解析能力と安定の計測

シブヤ精機

シブヤ精機引用元HP:シブヤ精機
https://www.shibuya-sss.co.jp/index.html

シブヤ精機の取り扱い選果機

内部品質センサ

シブヤ精機_近赤外線透過光方式

引用元:シブヤ精機
(https://www.shibuya-sss.co.jp/product/grd02.html#grd08)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ 10m~100m
1日で選果できる
果物の量
記載なし
選果対象 みかん・りんご・梨・柿・桃・スイカ・マンゴー・トマト/ミニトマト

個々の果実に近赤外線という光を照射し、果実内部を透過した光の分析をすることで、糖度・酸度・内部障害等を計測。自動校正機能を搭載し、常に安定した計測ができるのがポイントです。

従来品に比べ、解析能力も向上されており、10項目の成分同時計測が可能となっています。

シブヤ精機の特徴

選果から情報管理まで、
充実のシステム

「選果・選別システム」をはじめ、外装作業の省力化をサポートする「製封函・包装・梱包システム」や、「情報管理システム」、CCDカメラで異物を検出する「品質検査システム」など、幅広い農業関連サービスを展開している会社です。主に選果場を持つような大規模農園への導入事例が多く、大型選果機の普及に貢献しています。

シブヤ精機の基本情報

所在地 静岡県浜松市東区篠ヶ瀬町630/愛媛県松山市南吉田町2200
営業時間 記載なし
拠点 【本社・生産拠点】浜松本社、松山本社
【営業拠点】営業本部(静岡県浜松市)、北海道営業部、北日本営業部、東日本・中部営業部、甲信越営業所、中部営業所、西日本営業部、和歌山営業所、岡山営業所、九州営業部

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高速選別を得意とするスピード選果機

近江度量衡

近江度量衡引用元HP:近江度量衡
https://www.omiscale.co.jp/

近江度量衡の取り扱い選果機

Rollerstar

近江度量衡

引用元:近江度量衡
(https://www.omiscale.co.jp/pickup/295/)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ オーダーメイドで対応
1時間で選果できる
果物の量
5.76t
選果対象 みかん・りんご・梨・柿・桃・キウイ・さくらんぼ・ブドウ・トマト

「Rollerstar(ローラスター)」は、柑橘・落葉果実・トマトの選別に適した選果機。光センサー選果機の中でも処理スピードの速い、最大16個/秒の選別を可能にしています。

外観・内部品質・重量に基づき等階級を判定。加えて、多様なサイズに対応するキャリングシステムや、2個乗りを防止する整列コンベア、生キズも判別できる360°画像処理などの多機能を搭載しています。

近江度量衡の特徴

「はかる」を極め、
3種の選果機を展開

明治33年に創業し、液量・重さ・温度・長さ・農産物の味など、さまざまな物を「はかる」技術を追求し続ける会社です。選果機以外にも農作物の出荷に役立つツール開発に注力。梱包や結束などの出荷作業も効率的にできるよう、多彩なシステムを揃えています。各システムは連携させることで、生産性アップが狙えます。

近江度量衡の基本情報

所在地 滋賀県草津市東矢倉3-11-70
営業時間 平日9:00~17:00
拠点 本社(滋賀県草津市)、草津工場、東京営業所、札幌営業所、帯広駐在所、仙台出張所、新潟出張所、久留米出張所、九州営業所、株式会社テクノオーミ、その他 海外現地法人あり

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シンプル設計で多彩なシステムと連携可能

ニレコ

ニレコ引用元HP:ニレコ
https://www.nireco.jp/

ニレコの取り扱い選果機

Imes10

ニレコ

引用元:ニレコ
(https://www.nireco.jp/product/agricultural/imes10.html)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ 記載なし
1時間で選果できる
果物の量
3.6t
選果対象 みかん・梨・桃・トマト

「Imes10」は、糖度、酸度といった内部情報を一度に高速測定できる、近赤外分光式の内部品質センサー。ハロゲン光源による透過方式で、安定した計測を叶えてくれます。

操作もシンプルで扱いやすく、検量線作成も可能。コンパクト設計で各社選果機と組み合わせられるほか、ハロゲン光源の交換などのメンテナンス性にも優れています。

ニレコの特徴

制御・計測・検査技術を
多方面に応用

システム開発に特化したメーカーです。あらゆる製品の製造工程で欠かせない「制御・計測・検査装置」を軸に、プロセス事業、ウェブ事業など、4つの主要事業を展開しています。

光センサー選果機ではセンサーの開発に注力しており、他社コンベアと組み合わせやすいシステムを用意。センシングや光学などのコア技術を駆使し、人間の目では認識が難しい小さなキズや汚れなども、高速かつ高分解能での検査を叶えています。

ニレコの基本情報

所在地 東京都八王子市石川町2951-4
営業時間 記載なし
拠点 八王子事業所(本店)、光技術研究所、大阪営業所、東京営業所、明石営業所、九州営業所

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果物を傷めないつくりに特化した選果機

日本協同企画

日本協同企画引用元HP:日本協同企画
https://nkk-gr.com/

日本協同企画の取り扱い選果機

イタマーズ選果機

日本協同企画

引用元:日本協同企画
(https://nkk-gr.com/service_category/service01/)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ 不明
1時間で選果できる
果物の量
1.08~1.296t
選果対象 りんご・梨・桃・マンゴー・トマト/ミニトマト

ライン上を転がり、移動中に果物が傷んでしまうリスクを抑える選果機です。傷みに悩む利用者の声から開発されました。

選別時の落差がなく、光センサー部分まで運ぶコンベアは一つひとつの果物を載せるお皿付き。排果時も、コンピューター制御で果物同士が衝突しない設計になっています。動線はアレンジ可能なため、コンベア部分の長さや、箱詰め対応など、ニーズに合わせて調整可能です。

日本協同企画の特徴

全国に導入実績を持つ

1985年の設立から、35年以上選果機や選果施設の企画・開発を担当している会社です。農業イタマーズ選果機の販売はもちろん、高品質ハウス栽培の生産・出荷、直売所の運営なども展開。全国31都道府県、韓国への導入実績も持ち(2021年07月時点)、大規模にサービスの幅を広げています。

日本協同企画の基本情報

所在地 茨城県筑西市門井1989番地4
営業時間 9:00~17:00
拠点 北海道 札幌市、北海道 小樽市、北海道 名寄市、新潟県 魚沼市、福島県 福島市、茨城県 筑西市、坂東市、栃木県 足利市、静岡県 浜松市、和歌山県 和歌山市、熊本県 熊本市、鹿児島県 鹿児島市

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色や見た目に加え、重量も測定可能

トミタテクノロジー

トミタテクノロジー引用元HP:トミタテクノロジー
http://www.tomitatechnologies.com/site/index.html

トミタテクノロジーの
取り扱い選果機

選果機

トミタテクノロジー

引用元:トミタテクノロジー
(http://www.tomitatechnologies.com/site/shisetuengei/senka/index.html)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

   
選果機のサイズ 記載なし
1時間で選果できる
果物の量
0.54t~1.8t
選果対象 トマト

糖度を計測できる光センサー選別の他に、カメラやはかりを搭載することで、さまざまな項目の検査を可能にしています。サイズ選別には、白黒のCCDカメラを採用し、緑から赤まで1,023色の選別が可能。重量選別は、ロードセルを用いています。

カメラはカラーカメラのみに比べ、大きさ、色ともに3倍の精度を保持。必要に応じて、カメラ計測と電気的な重量計測を組み合わせることも可能です。重量選別では、カップ上の異物に影響されることなく、高い精度での計量を叶えています。

トミタテクノロジーの特徴

世界と連携し、
次世代農業を推進

世界の先進的な農業施設企業と技術提携を結び、養液栽培の技術革新と、コンピュータ管理による温室設備の開発を推進。市場調査、ビジネス企画、採算計画、作物の選定、施設設計・施工、運営管理まで、一貫した農業ビジネス支援や、先端技術を活用し植物を育てる「植物工場」導入支援に、積極的に取り組んでいます。

トミタテクノロジーの基本情報

所在地 神奈川県横浜市金沢区福浦1丁目1番
営業時間 記載なし
拠点 本社(神奈川県横浜市)、東北工場及び研究所、オランダ連絡事務所

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高速かつ安定した高い精度で、
幅広い品目をカバー

雑賀研究所

雑賀研究所引用元HP:雑賀研究所
https://www.saika.or.jp/

雑賀研究所の取り扱い選果機

アグリセンサー

雑賀研究所

引用元:雑賀研究所
(https://www.saika.or.jp/sensor/lineup.html)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ 記載なし
1時間で選果できる
果物の量
記載なし
選果対象 りんご・梨・柿・桃・マンゴー・トマト

センシング技術と電子回路技術を駆使した解析処理により、安定した測定精度を実現。幅広い果物に対応しており、糖度や内部障害を計測します。また「キノメーター」と併用することで、機能性成分量の測定も可能です。

シトラスセンサー

雑賀研究所

引用元:雑賀研究所
(https://www.saika.or.jp/sensor/lineup.html)

検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ 記載なし
1時間で選果できる
果物の量
記載なし
選果対象 みかん

温州・ネーブル・デコポンなどの柑橘類に特化し、糖度と酸度を計測します。「アグリセンサー」と同様、技術を生かした安定・高感度な測定が特徴。直径50mm~130mmの果物が対象です。停電時に自動でデータを収集してくれる機能もついています。

雑賀研究所の特徴

品質チェッカーから
殺菌装置まで開発

1963年、米の中に混入した小石などの異物を取り除く新方式の石抜撰穀機発明をきっかけに、財団を設立。水分・油分・原料配合率が同時測定できる「光品質チェッカー」や、青果物用の光殺菌装置「アグリクリーン」、みかんの大敵である腐敗から守る「かんきつ腐敗抑制装置」など、農産物の品質保持に役立つシステムを多数開発しています。

雑賀研究所の基本情報

所在地 和歌山県和歌山市黒田2-1-20
営業時間 平日9:00 ~ 17:00
拠点 所在地と同じ

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断面や最大径など大きさ選別に特化

プラス機工
エンジニアリング

プラス機工エンジニアリング引用元HP:プラス機工エンジニアリング
http://plus-kikou-eng.com/lp

プラス機工エンジニアリング
の取り扱い選果機

小型汎用選果機
検査可能項目
糖度

糖度

酸度

酸度

熟度

熟度

内部障害

内部障害

大きさ

大きさ

色・外観

色・外観

選果機のサイズ 4m~8m
1時間で選果できる
果物の量
約1.0t
選果対象 みかん・キウイ・トマト

32対の光学センサーにより、農産物の断面積・最大径・最大長を測定できる「小型汎用センサー選果機」。PK式コンベヤーと、通常のベルトコンベヤーの、いずれにも搭載が可能です。分速80mのベルトコンベヤーと光学センサーの組み合わせにより、1時間に1t以上の処理能力と、機械寿命の長さが期待できます。

プラス機工エンジニアリング
の特徴

ユーザー目線で
開発を続ける専門メーカー

「全国の農家を応援する」をコンセプトに、機械エンジニアが集う選果機選別機メーカー。光学センサーのほか、カメラ式や、オーダーメイドの大型選果機、選果機を効率よく稼働させるための周辺設備も揃います。低価格で導入できるカメラ選別タイプの小型汎用選果機「プラス君」の開発など、商品の幅を広げています。

プラス機工エンジニアリング
の基本情報

所在地 愛媛県松山市大橋町210
営業時間 記載なし
拠点 本社(愛媛県松山市)

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そもそも選果機とは?仕組みを解説

選果機とは、果物をはじめとする農産物を出荷する際に、大きさや重量など一定の規格で果物を仕分けをするための機械のことです。手作業では、人によってバラつきがあったり、時間がかかってしまったりと限界がありますが、選果機を導入することで選別が均一かつスピーディーになります。大きさや重量、形、色、内部品質など、検査できる項目は選果機によって異なり、メインとする機能に合わせて数種類に分けられます。

大きさで選別する

農産物のサイズに応じて仕分けを行う選果機です。主にドラム式・ローラー式の2タイプがあります。なかでも、みかんやリンゴなどの果物でよく用いられるのがドラム式です。穴のあいた筒状のドラムに果物を通してサイズを選別するという、シンプルな構造。比較的安価で、メンテナンス性に優れているのが特徴です。

重量で選別する

農産物の重量を基準に選別を行う選果機です。主流は「電子はかり」による自動計量で、コンベアラインに電子はかりを設置し、その上に選別したい農産物を走らせることで重量を計測。あらかじめ設定された重量に応じて、自動で振り分ける仕組みです。大きさ選別選果機と同様に構造がシンプルなのでコストは低め。比較的省スペースでの設置が可能な点もポイントです。

内部品質で選別する

内部品質を選別できる選果機は、近赤外線を使用する光センサー型のものです。農産物の糖度、熟度、酸度、内部障害などを検査可能。光を照射し、その透過具合や反射具合を見ることで、検査する仕組みです。光を使用することで非破壊での確認できます。近年、農産物の品質維持や、付加価値をつけてブランド化したいといった生産者に多く選ばれているタイプの選果機です。

AIシステムで選別する

新時代の選果機として、近年登場し始めたのがAI選果機。選別の仕方や機械の仕組み問わず、AIシステムを搭載している選果機です。あらかじめ設定したプログラムに応じて仕分けるほか、データ分析をもとに、AI自身が学んで自動選別を行うタイプなどがあります。天候の影響や農薬の使用状況といった環境データを組み合わせ、栽培技術の向上に役立てることも可能です。

品⽬別に⾒る、選果機を選ぶ際の注意点

選果機を選ぶ際の注意点 選果機を選ぶ際の注意点 選果機を選ぶ際の注意点

ひとことで選別と言っても、農産物によって重視すべきポイントはさまざま。たとえば、市場競争の激しい「トマト/ミニトマト」の場合、甘さの指標となる糖度検査を行うことで、付加価値をつけることができます。また「みかん」ならサイズや外観に加え、糖度と酸度のバランスが大切。一方、デリケートな「桃」は、取り扱いにも注意が必要です。このように、選果機を選ぶ際には、あらかじめ品目別のポイントを押さえておくことが大切です。

果物をいまより⾼く売る⽅法とは?

丹精込めた農産物、今よりもっと高く売りたいと考えている人もいるでしょう。今の出荷方法によっては、売り方を変えるだけで果物の単価を高めて収益アップにつながる可能性があります。果物をいまよりも高く売れるかもしれない4つの方法を見てみましょう。

卸業者を通さずに売る

卸業者を通さずに売る

まず考えるべきは販売経路の拡大、とくに卸業者を通さない売り方を考えることです。消費者に届くまでの経路の間に企業や団体が挟まれば挟まるほど、各企業の利益分のコストが上乗せされるため、中間マージンのせいでおのずと売値は低くなります。直接消費者に販売することで、利益が3倍以上になることも。値付けが自由にできるようになるため、今よりも高値での取引が可能になります。

道の駅で売る

道の駅で売る

スーパーだけでなく、地域の道の駅や農産物直売所へ販売経路を増やすことも、より高値で果物を売る手段の一つです。各直売所に販売許可を取る必要がありますが、自分で値段の交渉が可能になります。ただし、地域によってルールが設定されている場合もあるため、事前に確認しましょう。

ネットで売る

ネットで売る

オンラインショッピングの普及に伴い、農産物をネットで販売するケースも増えてきました。直接消費者に販売できるため、卸業者を通すよりもコストがかからず、売り出す値段も自身で調整が可能です。方法としては、大手ECサイトや農産物販売アプリなど「既存のサービスを利用する方法」と、自分のサイトやSNSを活用して「自力で販売する方法」の、大きく2つがあります。

果物をブランド化する

果物をブランド化する

「果物のブランド化」とは、他社の商品と差別化し、相応のお金を払ってでも買いたい・食べたいと思わせる価値をつけること。そのためには、どういった層に届けるかという「ターゲットの絞り込み」、他社商品にはない「差別化」、消費者の期待を裏切らない「信頼」がカギとなります。新しいの選果機を活用すれば、品質を保証でき、ブランド力の強化に役立ちます。

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ブランド農産物の事例と
ブランド化のポイント

果物の単価を上げる⽅法とは

ブランドがあれば、知名度や競争力が高まり、売り上げアップや販路の拡大が見込めます。そしてブランド化は決して高級品を生み出すことではありません。商品の価値を上げるために欠かせないもの、それが「安心感」と「信頼感」です。これを後押ししてくれるのが、選果機の存在です。果物の美味しさを数値化して見せ、消費者にアピール。その積み重ねが果物だけでなく、農園のブランディングにもつながります。

農産物ブランド化に
必要な
考え方や
成功事例を見る

選果機メーカーリスト

青木製作

洗浄機と選果機の製造に力を入れており、両者の機能が一体化した「柑橘洗浄選果機」を開発。投入、洗浄、水磨き、大きさによる選果まで、一連の作業が自動化できます。投入コンベア部分は幅広いスピードコントロールが可能です。

タイプ サイズ選別
選別果物 みかん(温州・小夏・ポンカン・文旦など)

井関農機

土づくりから育苗、栽培、調製、集出荷までカバーする、農業機械・施設の専業メーカー。選果機は、メカ式の安価な「重量式選果機」、ロードセル搭載の「電子重量式選果機」、カメラ搭載で内部品質検査に対応した「電子形状式選果機」「鍵盤式(電子形状式)EPS型」をラインナップしています。

タイプ 重量選別
選別果物 丸物果実

エスイー
コーポレーション

設備・システムの開発製作を事業としている背景から、各事業者・各工場に合わせた提案が可能。省スペース・省エネ型の選果機やプロジェクションマッピングを使った選果機などを展開しています。果実を傷つけにくい設計や効率化できる構造にも注力しています。

タイプ 等級選別・重量選別・内部品質測定・外部品質測定
選別果物 桃・りんごなど

近江度量衡

明治33年の創業以来、さまざまな物の「はかる」技術を徹底して追求しているメーカーです。光センサー搭載の「Rollerstar」は、最大16個/秒を選別でき、外観・内部品質・重量に基づいて等階級を判定します。

タイプ 光センサー選別
選別果物 みかん・落葉果実・トマト

雑賀研究所

長年にわたり農業機器の研究開発を続けるメーカーです。内部品質測定装置は「シトラスセンサー」「アグリセンサー」の2タイプがあり、高速で安定した高感度測定と、豊富な測定品目・項目が特徴。糖度・酸度・内部障害を検査できます。

タイプ 光センサー選別
選別果物 みかん・りんご・梨・柿・桃・マンゴー・トマト・メロン・パイナップル

指浪製作所

「100年続くサシナミブランド」として、根菜類の洗浄機、磨機、選別機を主力に製造・販売。果物に対応する選果機は、2ドラム内通過式による「ブルーベリー選別機」と、ロール間すき間寸法による「ミカン選別機」の2タイプがあります。

タイプ サイズ選別
選別果物 みかん・ブルーベリー

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